素材

千總のものづくりは、様々な要素に支えられています。
たくさんの職人による手仕事や、絹や染料をはじめとした素材、歴史に育まれてきた
文化や美意識など——それらは全て人や自然の営みの中で磨かれてきたものです。

それらをただ継承するのでなく、「伝統とは、守ることではなく創ること」という代々の教えのもとに、
未来に向けて高め、より良い形で伝えることで千總の“美”を実現してゆきます。

千總友禅を支える白生地

友禅の微妙な色合いを引き立てる織模様や風合い、
着心地などきものの魅力を最大限に活かす生地をつくるため、
千總では丹後にある専属の機屋で
オリジナルの白生地を織っています。
こだわりを形にできる環境で生み出される白生地が
千總友禅を支えているのです。

美しさ・品質を保つために

千總では蚕を育て、繭から糸を紡ぎ、
生地を織るまで全て日本で行なっています。
友禅を施しきものになるまで一気通貫の体制をとることで、
美しさや品質を保っています。

特別な日にお召しいただくきものだからこそ、
安心していただける品質をお届けしたいと考えています。

産業や文化を守るという使命

日本における養蚕技術の継承や、質の高い産地の維持など、文化や伝統産業を守るためにできること。

千總は各関係機関と共に純国産絹の生産プロジェクトに取り組み、
日本の伝統衣装である「きもの」を日本でつくることを通して、
純国産絹を守るとともに人の営み、自然の営みを守ります。

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