特別鑑賞会・講演会 千總コレクションと共に、日本文化の未来を考える 第2回 「千總と春日大社―千切台がむすぶ縁」

創業460余年の千總が、先人より大切に受け継いできた千總コレクション。江戸時代の小袖や千總が手掛けた法衣、友禅染や刺繍の染織品、四条派・円山派らの絵画作品、近代以降の京都画壇の作品群は、千總と京都の美術界・工芸界との密接なかかわりを物語ります。創業以来、京都の三条室町の地で京都の皆様と共に歩んできた長い歴史が、千總コレクションには凝縮されています。千總の歴史に留まらず、京都の歴史を内包しているといってもよいでしょう。
千總文化研究所は、千總が持つ有形・無形の文化財を核に、「京都」「技術」「美」という3つの切り口から研究、活動を進めて参ります。本イベントでは研究者の方々をお招きし、講演と共に作品をご鑑賞いただきます。作品に秘められた歴史や物語を通じて、未来へ向けた文化の創造について皆様と一緒に考えていきたいと願っています。

シリーズ第2回となる本回は、千總と奈良春日大社との知られざる繋がりを紐解きます。千總が暖簾にかかげる「千切紋」は、春日大社「若宮おん祭」に供される「千切台」に由来します。祭に参勤する人々に、新しい装束や楽器を受け渡す式典「装束賜り」において、児の前に飾られる威儀物です。千總の創業者の遠祖は春日大社の巧匠として、毎年「千切台」を製作し奉納していました。奈良から京都へ移り、宮大工から法衣装束商、そして呉服商として、千總は今日にいたるまで遠祖の生業への誇りを秘め、京都の地で商いを続けてきました。
2015年まで権宮司として春日大社に奉職され、「若宮おん祭」の古儀の再興にご尽力された岡本彰夫氏を迎え、様々な芸能を尽くした華やかな「若宮おん祭」と神事へ携わることの尊さ、日本文化の精神性について伺います。実物の千切台と関連作品をご鑑賞いただきます。

【講師】岡本彰夫(おかもとあきお)
1954年奈良県生まれ。1977年國學院大学文学部神道科卒業後、春日大社へ奉職。2001年に権宮司となり、2015年まで同職。在任中には、恒例御神楽、式年遷宮諸神事、おんまつり等の旧儀再興、神饌や廃絶神楽の復興に尽力。国立奈良女子大学文学部非常勤講師や帝塚山大学非常勤講師、帝塚山大学特別客員教授、宇賀志屋文庫庫長などを歴任。現在、奈良県立大学客員教授。 主な著書に『神様が持たせてくれた弁当箱』(幻冬舎)『日本人だけが知っている神様にほめられる生き方』(幻冬舎)『大和古物散策』(ぺりかん社)などがある。

特別鑑賞会・講演会 千總コレクションと共に、日本文化の未来を考える 第2回
「千總と春日大社―千切台がむすぶ縁」

日時 2017年12月15日(金) 午後3時~午後4時半 (開場午後2時半)
講師:岡本彰夫
場所:千總本社ビル5階ホール(京都市中京区三条通烏丸西入ル御倉町80番地)
定員:60名(事前申込制・先着順)
参加費:一般2000円 学生1000円

【申込方法】
11月6日(月)より受付開始
①氏名、連絡先(メールアドレスまたは、電話・FAX番号)を明記の上、千總文化研究所ウェブサイトお問い合わせフォームまたは、FAX(075-211-2530)よりお申し込みください。
②メールまたはFAXにて、参加費お振込先をお知らせ致します。
③参加費の振込を確認次第、メールまたはFAXにてご案内状をお送り致します。振込手数料は参加者様のご負担となります。ご入金いただいた参加費は、参加者様のご都合による返金はできません。あらかじめご了承ください。
*学生の方は当日受付にて学生証をご提示いただきます。
*本プログラムは高校生以上を対象とした内容です。

【申込締切】
11月30日(木)(当日着信有効)
ただし、定員に達した時点でお申し込み終了となります。
【お問い合わせ先】
一般社団法人千總文化研究所 (㈱千總内) 075-211-2531(平日10時~17時)
*本イベント中、または本イベントの参加の行程で発生した事故、けが、疾病、所持品の紛失または破損等による一切の損害について、主催者は、主催者の責めによる発生した損害を除き、責任を負いかねます。
*応募の際にご記入いただく個人情報は株式会社千總にて管理し、ご案内状の発送に利用するとともに、個人が特定できない統計データとして参考資料とさせていただきます。利用目的にご同意の上、お申し込みください。
なお、一般社団法人千總文化研究所の個人情報保護方針につきましては、千總文化研究所ウェブサイトをご覧下さい。

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