2010.8.17
千總図案室「伊右衛門 焙じ茶デザイン」

千總図案室で手がけました新しいデザインをご紹介いたします。
 
8月17日にサントリーから発売されました「伊右衛門 焙じ茶」の
パッケージのデザインをおこないました。
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シックな色調に鮮やかな紅葉とイチョウをあしらった秋をイメージしたデザインです。
 

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ひと足早く、秋を先取りした素敵なボトルを店頭で一度ご覧ください。

サントリー http://www.suntory.co.jp/index.html ブログに関するお問い合わせはinfo@chiso.co.jpまでお願い致します

2010.8.10
千總の意匠-文様の歳時記-「花火」

千總本社がある京都では、まだまだ厳しい残暑が続いています。

そんな暑さを楽しく変えてくれるのが花火大会。

全国各地で夏の風物詩である花火大会が開催され、

日本の夏を感じさせてくれます。

関西でも琵琶湖や淀川、宇治川の花火大会があったばかりです。

私は今年、大阪のPL花火大会を楽しんできました。

 

そんな花火大会をテーマに夏の夜空に美しい花火の文様を

絽の着物に描くことがありました。

はかなく美しい姿は日本の豊かな叙情性を感じさせ、

どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれます。

DSCN2914.JPG  DSCN2915.JPG     

また千總のプロデュースする着物ショップ「總屋」では

情緒ある晩夏にぴったりな国産の線香花火を取り扱っています。

senko_hanabi_10.jpg

日本の季節を感じ、楽しむ機会ををこれからもつくり

心豊かに表現していきたいと思います。(I)

 

總屋 http://www.sohya.jp/

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2010.7.23
千總図案室「ダイヤモンド ドリームス」が大阪へ

千總図案室の今井淳裕が昨年、参加したプロ野球セパ60周年記念

アートエキシビジョン「ダイヤモンド ドリームス」が大阪梅田の

阪神梅田本店8Fで開催します。今回のお話をいただき、職人技による

墨描きの虎と兎の掛軸を出品させてもらいました。

ダイヤ1.jpg

イベントはHISTORY60とFUTURE60という構成でHISTORY60では

過去の記録や貴重な道具などを展示しFUTURE60では有名人や

文化人による野球に夢をこめたアート作品を展示するというメッセージ性の

強い楽しみな内容になっています。

虎と兎.jpg
現代的な掛軸をイメージし伝統の一戦を演出したカッコイイ野球の
姿が表現された作品です。(トラッキーとジャビットです)
 
お子様と共に、あらためて野球の魅力を堪能できるイベントへ
足を運んでみてはいかがでしょうか。(I)
 
「ダイヤモンド ドリームス」http://www.diamond-dreams.jp/index.html
バウコミュニケーションズ  http://www.bau-com.co.jp/
 
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2010.7.15
千總図案室「とことわ」

千總図案室で手がけましたデザインの仕事をご紹介いたします。

今回はコイズミ照明株式会社さんよりデザインの御依頼を受けました。

和敬清寂をコンセプトに「とことわ(常永久)」と名付けられた新製品のライトの
シェード部分に千總でオリジナルで描いたデザインを採用していただきました。
とことわ.jpg


和敬清寂の中で「和」を担当し、千總の友禅でよく用いられる「花の丸」文様を
少し現代的なデザインで表現し、生活空間にとけこむ美しさを提案させていただきました。
手照明2.jpg  照明3.jpg  


現代のライフスタイルのなかで友禅のデザインが融合できることが証明される
第一歩になれば良いと考えております。(I)

2010.7.05
千總ブログ メンテナンスのお知らせ

いつも千總ブログをご覧いただきありがとうございます。

千總ブログですがショップサーバーのメンテナンス調整中のため
一時中断させていただいております。
また再開とともに新しい千總のお知らせを告知していきますので
引き続き千總ブログをよろしくお願いいたします。

2010.5.18
千總図案室「伊右衛門 新茶デザイン」

千總図案室で手がけましたデザインの仕事を紹介します。
 
本日5月18日にサントリーさんから発売されました「伊右衛門 新茶」パッケージの
デザインを協力させてもらいました。

新茶.JPG

 

挿絵のツバメとカキツバタの部分が、今回描き起こした図案です。

全体的に新茶らしくさわやかなイメージにツバメがワンポイント飛んでる

デザインはかわいらしいです。

新茶1.JPG

 

それと昨年にサントリーさんとデザインしました「伊右衛門 秋の茶会」が

JPC(ジャパン パッケージング コンペティション)において一般飲料部門賞を

受賞しました。

秋の茶会 写真.jpg

これを励みにより一層、千總図案室から着物のデザインの可能性を探究し

世に送り出していきたいと感じています。(I)

2010.4.21
千總の意匠 -文様の歳時記- 「端午の節句」

春だというのに寒い日が続いていて、季節を感じにくい今日この頃です。

京都千總本社の受付横には、先週より5月5日の端午の節句に向けた飾りをしつらえております。

第15代西村總左衛門(千總社長)幼少期の飾りです。

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古来より邪気を払うため、菖蒲や蓬を軒に挿し、粽(ちまき)や柏餅を食べます。

菖蒲と尚武の音通から近世では男子の節句とされ、甲冑、武者人形などを飾り、

幟旗や鯉幟を立てて、男子の成長を祝います。

 

着物にも端午の節句をモチーフにしたものがあります。

端午の節句.jpgのサムネール画像 

端午節句文様振袖 (京都国立博物館) 

[兜や弓矢、幟、千成瓢箪などが表された子供用の振袖。

端午の節句に健やかな成長を願って用意されたものであろうと推測される。]

 

寒暖の差が激しい今年の4月。

こうした季節行事で初夏への移り変わりを感じ取ってみるのもいいかもしれませんね。(K)

 

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2010.4.14
千總図案室 「季節の京風景図案」

今週、京都では満開だった桜も散り始め、だんだんと春から初夏へと移り変わる陽気になってきました。

 千總図案室では、ただいま「季節の京風景」図案に取り組んでおります。

京都の名所各地を春夏秋冬折混ぜて、シリーズで描き上げました。

その中から、これからの季節にぴったりの図案をご紹介いたします。

空也の滝.jpg IMGP0200.JPG

夏訪問着 「空也の滝に青楓」

「空也の滝」の清涼感と青紅葉を組み合わせた、爽やかな着物図案です。

楓と言えば、真っ赤に染まる紅葉のシーズンが定番ですが、

初夏にはこのような青々しい楓が美しく景色を彩ってくれます。

滝の縦に落ちる水の流れと、青楓の枝の流れの対比がポイントです。

 

空也の滝 : 清滝から清滝川ぞいに山中に入った愛宕山麓にある滝で

京都近郊では最大級。市聖空也上人修行の故地といわれ、近くにいまも行者の道場がある。

水は幾条にも分かれて岩肌を洗い、夏でも冷気がただよう。]

 

ちなみに、秋の紅葉で有名な東福寺の図案はこちら。

東福寺.jpg IMGP0201.JPG

訪問着 「東福寺の紅葉」

美しい紅葉に埋もれるかのような通天橋が、情感豊かにたたずむ風景を描きました。

通天橋が上前のポイント部分を少しはずして着物の脇に描かれていて、

とても洒落感のある着物図案です。

 

東福寺 : 開山堂に至る渓谷には多くの紅葉があって通天橋が架かり、

また偃月橋、臥雲橋が架けられて紅葉の名所をなしている。]

 

いかがでしたか?

季節によって全く違う表情を見せてくれる「楓」。

皆さんも、ぜひこれから初夏へと向かう季節に新緑を楽しみに出かけてみてくださいね。

意外な美しさを持つ「青楓」も、ぜひ一度御覧になってみてください。(K)

 

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2010.4.09
千總図案室 「長谷川等伯展」

今日は京都国立博物館でおこなわれました「長谷川等伯展」の内覧会に
図案室のスタッフとともに出掛けました。
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博物館、美術館の関係者が多数来場しており、等伯人気の高さがうかがえます。
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早く中に入りたい気持ちを押さえつつ内覧会のセレモニーを見学。
とうはく1.jpgのサムネール画像

桃山時代を代表する絵師「長谷川等伯」。その代表作として知られる国宝「松林図屏風」は
以前にも東京で見てはいましたが、やはり秀逸。
水墨画の最高峰と称されるだけに、その作品に漂う霞がかった空気感は
見る者をやさしく包み込んでいきます。
また重文の「仏涅槃図」は縦10メートル横6メートルのサイズで描かれ、大きさに圧倒されます。
子、久蔵をともらって描かれたとされ、等伯の心情が伝わってきます。
 
等伯の多彩な作品、まぎれもない本物の作品に触れることで、自分の脳はまた新たな刺激を
受けました。(I)
とうはく2.jpg
没後400年 長谷川等伯
平成22年4/10〜5/9 京都国立博物館

2010.4.07
千總図案室「西村家の桜」

このところ、暖かさと寒さが交互にやってきて徐々に春らしい陽気を、実感できるようになってきましたね。

そんな4月。

千總図案室のメンバーで、15代西村總左衛門(千總社長)宅の「桜」を見学いたしました。

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先日のブログ、「千總の意匠ー文様の歳時記ー」でも紹介いたしました

「桜」ですが、春の季節を代表する文様です。

着物の図案を描く上でも、写生風の桜、文様の桜、工芸調の桜...など

たくさんのアレンジを加えて描かれることが多くあります。

IMGP0125.JPG IMGP0126.JPG IMGP0127.JPG

西村家では、数種類の桜が今見ごろを迎えており

図案を描く上での参考にと、招待していただきました。

IMGP0095.JPG IMGP0120.JPG

着物と季節は切り離すことの出来ないものの為、常に気を配らなければならないことです。

だからこそ、自分自身が日常のなかで、周りの草花などに季節の流れを感じ取っていくことが

大切なんだなと感じました。

 京都の桜も、もうしばらくは楽しめそうなので、私も春の移ろいを存分に満喫したいと思います。(K)

 

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2010.4.01
千總図案室「シルクシフォンストールのデザイン」

今回は千總図案室で図案を描いたアイテムをご紹介いたします。

現在、千總2階にありますSOHYA TASで販売されている

人気のシルクシフォンストールの新柄です。

千總にある友禅の資料を参考に、3つのデザインをストールにあわせて描きおこしました。

柄の構成から取り組み、ラフ画から着色画までこだわりをもったデザインです。

 

「琳派牡丹」

江戸時代、尾形光琳や酒井抱一らによって様々な名画を残してきた琳派。

その大胆に表現された大きな牡丹をさわやかな配色で新たに表現しました。

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「百花」

牡丹、菊、蘭など咲き誇る花々を多色の絵模様で表現しました。

色とりどりの繊細に描かれた花々が美しい華やかさを演出しています。

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「桜草」

線で表現された桜草に、暈しで表現した万寿菊を組み合わせた春秋の柄構成です。

二つの表現が重なりあうことでモダンなデザインが生み出されています。

P1090813.JPG 

 

シフォンストールはどんな巻き方をしても角のでない楕円形で初心者の方にも

扱いやすいサイズです。生地はシルク100%を使用し、しなやかで巻き方次第で

フォーマルからカジュアルなシーンまで幅広く使っていただけます。

シフォンストール2010牡丹ブラック巻き軽い.jpg  シフォンストール2010さくら草パープル巻き軽い.jpg

ストールは千總本社2階SOHYA TASと3月31日〜4月13日までの期間、

京都JR伊勢丹2階で千總として販売しております。

この春の新たな装いにいかがでしょうか?(I)

 

SOHYA TAS http://www.sohya-tas.com/prod.php?prod_id=774

 

 

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2010.3.31
千總の意匠 -文様の歳時記- 「春草」

桜が咲き始めたものの、寒の戻りで花冷えが続く毎日ですが、3月も今日が最終日です。

明日から4月ということで、新たなスタートを迎える方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな新生活に活力をもらえるような、小さいながらも生命力にあふれる

「春草」文様をご紹介いたします。

たんぽぽ.jpg

土筆・菫・蕨などの春草は本格的な春の訪れを告げる草花として好まれ

文様化されることの多いモチーフです。

近世においては、陶工・尾形乾山が茶碗や皿に好んで描きました。

 

春草乾山.jpg  

乾山 銹絵染付春草図蓋茶碗 一口 (北村美術館)

乾山 色絵春草図汁注 一口 (サントリー美術館)

 

千總図案室においてのお手本帖ともいえる、千總で友禅の下絵を手掛けた今尾景年が描いた

「景年花鳥画譜」にも春草文様が登場します。

今尾景年模写.jpg 「景年花鳥画譜」模写

 

そして千總の着物(小紋)にも春草のモチーフが使われています。

花の丸小紋1.jpg 

小さな丸紋の中に春草を含む小さな花々が...。

 

春の野花の愛らしさは、まだ肌寒い風をほんのり暖かくしてくれる

そんなパワーを感じさせてくれます。

改めて小さな春草に負けないよう、新たな気持ちで4月のスタートを切りたいと思いました。

 

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2010.3.25
千總図案室「墨描き染名古屋帯」

千總では、さまざまな別誂えを承っておりますが、得意の友禅染以外に時折、

「墨描き染名古屋帯」のご注文を頂くことがあります。

無地染を施した塩瀬の生地に墨を用いて、表現豊かな筆さばきで季節の植物や動物などを

描いていくものです。

DM用1.jpg

お客様よりご希望の柄をお聞きして、意向に沿ったものを仕上げていきます。

染名古屋帯は特に洒落感を大事にしたアイテムであり、こだわりをもった自分だけの世界に

一本の帯を探されていたりします。

桜2.jpg   木蓮1.jpg

 

杜若3.jpg    筍4.jpg

墨描きは「墨に五彩あり」という言葉どおり、墨の濃淡が美しく、

また一幅の掛軸をみているようにさえ感じさせてくれます。

桃山時代の画家に長谷川等伯がいますが等伯の国宝「松林図」は水墨画の最高峰ともいえます。

来月から京都国立博物館にて「没後400年 長谷川等伯」が開催されるのが今から楽しみです。(I)

「没後400年 長谷川等伯」4/10(土)~5/9(日) http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

 

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2010.3.24
千總の意匠 -文様の歳時記- 「桜」

風が冷たく、春の暖かさもまだ感じにくい今日この頃ですが、

各地では桜の開花の便りが届き始めましたね。

「千總の意匠」、今回は桜文様についてご紹介したいと思います。

古来より日本人の心に根付き愛される花、「桜」。

花といえば桜を意味するほど、日本人にとっては草花の代表格をしめる花ともいえます。

日本古来の花木として人々に親しまれ、衣裳や器物の文様意匠に取り入れられてきました。

桃山・江戸時代より様々な意匠化が試みられるようになり、パターンの組み合わせや

変化によって、王朝風なものから庶民的なものまで、その装飾の範囲を広げています。

 

千總資料館の収蔵品にも、現在の千總の着物にも桜文様は多くみられますのでいくつかご紹介いたします。

「京の優雅」009-3友禅軸 №018-3/3 1.jpg

↑千總コレクション「縮緬地枝垂桜文様型友禅染裂」(明治21年)には、

斜め取りの線に見え隠れする桜が繊細に表現されています。

 

ただいま、千總ギャラリーにて開催中(~6/8)の、

「ー千總のルーツ 宮大工から法衣装束業へー 千切屋總左衛門の商い」展に出品中の

白綸子地枝垂柳桜文様小袖(江戸時代前期)にも...

衣裳№0021.jpg 衣裳№00211.jpg

寛文調の大胆な取り方に細やかで見事な枝垂れ桜が描かれています。

 

現在の千總の着物としては、

↓「ふりそで夢立花2010コレクション」カタログNo.6振袖「桜華」も桜が印象的な一枚です。

振袖「桜華」.jpg   6さくら.jpgのサムネール画像

千總では、桜は他の季節の花とも取り合わせて表現されることが多く、

季節を問わずにお召しいただけます。

人の心をウキウキさせる美しい春の花。

桜文様の着物でお花見に出掛ける、なんていうのもいいですね。

 

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2010.3.17
千總図案室 「プロ野球セ・パ誕生60周年記念作品」

千總図案室の今井淳裕が昨年、参加したプロ野球セパ60周年記念アートエキシビジョン「ダイヤモンド ドリームス」が名古屋と広島で同時開催します。話のいきさつは、千總の振袖カタログを数年前まで製作していただいていたバウコミュニケーションズという会社から今回のお話をいただき、職人技による墨描きの虎と兎の掛軸を出品させてもらいました。
現代的な掛軸をイメージし伝統の一戦を演出したカッコイイ野球の姿が表現された作品です。 (トラッキーとジャビットです)

虎と兎.jpg

イベントはHISTORY60とFUTURE60という構成でHISTORY60では過去の記録や貴重な道具などを展示しFUTURE60では有名人や文化人による野球に夢をこめたアート作品を展示するというメッセージ性の強い楽しみな内容になっています。

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ペナントレースの開幕をひかえ、あらためて野球の魅力を堪能できるイベントへ足を運んでみてはいかがでしょうか。(I)

スケジュール
2010年3月17日〜4月4日  名古屋 松坂屋名古屋店南館8Fマツザカヤホール
2010年3月25日〜3月30日  広島 福屋広島駅前店8階催場
未定           大阪  阪神百貨店梅田本店
 
「ダイヤモンド ドリームス」http://www.diamond-dreams.jp/index.html
バウコミュニケーションズ  http://www.bau-com.co.jp/
 
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2010.3.11
千總図案室「CHISO DESIGN」

千總図案室において着物のデザインをおこなうことは本業ですが
その技術を活かしてデザインを着物以外に提供することがあります。
それを「CHISO DESIGN」と呼んでいます。
 
これは千總が2001〜2002年にかけておこなったアートエキシビジョンから
情報やデザインが発信され、多くの企業とコラボレーションが生まれました。
その一つを今回はご紹介いたします。
 
ブラジルのサンダルメーカー「ハワイアナス」とコラボしたデザインです。
ハワイアナスはブラジル国内を含め世界に向けビーチサンダルを発信しているメーカーで
カラフルな色づかいやハリウッドセレブや著名人に愛用されるなどファッションアイテムとして
日本でも愛好されるようになりました。
千總からもジャパンモデルとして桃山、龍、鳳凰の3タイプのデザインを製作。
 

            photo01[1].jpg            photo01-1.jpg

 

              photo01.jpg

ブラジルの職人さんとの色やデザインのやりとりは苦労しました。

しかし完成してみて感動ものの仕上がりでした。

 
このように千總の和のデザイン=CHISO DESIGNを様々な場面へ展開していくチャンスを
これからもつくり、挑戦していきたいと感じています。(I)
 
ハワイアナス   http://www.havaianas.jp/   
總屋オンラインショップ http://www.chiso.co.jp/onlineshop/index.php

2010.2.18
千總の意匠 ー文様の歳時記ー 「梅」

冬に美しい花を開く「梅」。
愛らしい花から漂う芳香、変化にとんだ枝の姿から「梅」は古来より日本人に親しまれ、
屏風絵や掛軸、詩歌など様々なかたちで表現されてきました。
 
文様の世界においても歳寒三友(さいかんさんゆう)の一つとされ、松と竹と組み合わされ、
おめでたい「松竹梅」の吉祥文様にもされています。
千總の着物にも多く見られ、花熨斗や花の丸、光琳梅、槍梅など優美な姿で友禅染が
施されています。

DSCN2252.JPG       DSCN2251.JPG

                   千總 訪問着(部分拡大)

 
図案家の私も先日、天神様で親しまれ学問の神様である京都の北野天満宮へ
見頃になった「梅」のスケッチに行ってきました。境内に入ると七分咲きの「梅」の香りが
ほのかに漂い、紅梅、白梅、様々な種類が咲く梅園もあり多くのカメラマンや観光客で
にぎわっており、華やいだ雰囲気に包まれていました。
  201002131350000.jpg      201002131352000.jpg    
 
 DSCN2254.JPGスケッチ

日本の豊かな自然美を感じながら着物の意匠や美意識に表現していきたいと
あらためて感じる1日になりました。(I)
 
 
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2010.2.01
千總の意匠 ー文様の歳時記ー 「雪」

千總の意匠ー文様の歳時記ーと題しまして千總の着物に見られる文様を

季節にあわせ、日本人の叙情的な世界をたどりたいと思います。

冬に代表される文様は「雪」です。

               雪持ち.jpg

                  訪問着 部分(千總製)

「雪」は白いことから清浄を意味し、また豊年をもたらすしるしとされ吉祥文様とされてきました。

その「雪」の表現には降り積もった情景、植物に雪が積もる「雪持ち」、文様化された「雪輪」、

一つを拡大した「雪華」など形は様々です。

     雪輪藤.jpg       雪はな.jpg

       訪問着 部分(千總製)

 

また夏の着物に冬のモチーフである「雪」をあえてもちいて涼感を与える場合もあります。

                  雪輪黒.jpg

                   夏付け下げ 部分(千總製)

千總収蔵の江戸期の単衣の衣裳にも「雪持ち」の表現が見ることが出来ます。

                菊持ち.jpg

          浅葱絽地雪持菊と芦に楓葉文様単衣(千總資料館所蔵)

 

遠藤展子著「藤沢周平 父の周辺」文藝春秋の表紙にも千總の友禅柄「雪だるま」も登場

しています。千總には明治、大正期の型友禅のデザインを集めた「友禅見本裂」があり、

それらをデザイン本にした「友禅グラフィックス2 監修:小笠原小枝」に「雪だるま」は掲載されています。

       yukidaruma2.jpg         ぐら1.jpgのサムネール画像      ぐら2.jpgのサムネール画像

                              友禅グラフィックス1&2  

              友禅裂.jpg

                  友禅見本裂 (千總資料館所蔵)

 

古来より日本人は身の回りに四季の文様を置くことで季節を楽しみ、

奥ゆかしい心情を表現してきました。

春を待つ心を雪の文様に託し、その趣を感じてきたのでしょう。

 

私も着物のデザインを通して日本の四季の魅力を表現していきたいと思います。(I)

 

 「友禅グラフィックス2 監修:小笠原小枝」http://www.amazon.co.jp/review/RVOH0PHGBDAJC

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2010.1.29
千總図案室 「図 案」

千總の図案室では、 
千總の振袖、訪問着、留袖に代表される着物の図案を中心に、お客様からの
別誂えの図案など千總オリジナルのデザインを技術を積んだ図案家が描いています。
 
さらにその図案力をいかし「あーとにしむら」が運営するショップ「SOHYA  TAS」
小物テキスタイルの図案、異業種から依頼されて描く図案など様々な図案を製作しています。
 

     DSCN2203.JPG

着物の図案は、まずデザインの構想を固め、「あたり」とよばれる下書きを紙上に

木炭などを使い、描いていきます。その際に文様の大きさやレイアウトの修正し、

その後丁寧に鉛筆や金の絵具などをもちいて清書をおこない完成します。

DSCN2206.JPG   DSCN1064.JPG 

着姿の美しさと着物を広げた時の美しさの両方の美しさが要求され、

図案は製作の工程で設計図となり、その出来が着物の完成に大きく影響してきます。

        白眉図案.jpg

テキスタイル用のプリント図案は、上下左右にリピート(送り)が付けられ、
模様が繰り返し連続であらわれるので柄のレイアウト、バランスが要求されます。
柄によって版を彫ったり、インクジェットの工程に移ります。
                     伊勢丹ストール1.jpg     
その他にも異業種からのデザイン依頼を受け、描く図案もあります。
やはり「和のデザインは千總のデザインで」というご依頼で、
これまでにビーチサンダルやスポーツウェア、お菓子のパッケージ、
ランプシェードやスツールなどのインテリアにもデザインしてきました。
 
最近ではサントリーさんの伊右衛門のボトルも千總の図案と融合しました。
期間限定品ということもあり、大変好評で完売されたそうです!
          伊右衛門茶会 1.jpg
千總の図案には歴史があり、明治のころ千總が貿易をおこなっていたこともあり、
明治の図案などは輸出品のデザインに用いられていました。
 
私達もいろいろな図案に挑戦する事で自分達の感性を刺激し、和のデザインを
継承していけたらいいですね。
また図案室からいろいろな千總のデザインを紹介していきます!(I)


あーとにしむら  http://www.art-nishimura.com/
SOHYA TAS   http://www.sohya-tas.com/

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2010.1.12
千總図案室1   「図案室の役割」


千總はデザインをおこなう「図案室」を社内に設け、10人の図案家とともに新たな着物のデザインに取り組んでいます。
千總の図案室では商品製作にあたり、「図案」と呼ばれる着物のデザイン画、つまり設計図を描きます。
それが図案家の仕事です。
図案室風景blog.JPG 紅葉図案-b.jpg商品製作スタッフと図案家で打ち合わせをおこない、図案(デザイン)のテーマやモチーフを様々な角度よりひもとき、資料の時代考証や植物の季節、文様の意味などを十分にふまえ、着物のデザインに反映させていきます。

個性豊かな図案家集団から千總のデザインは生みだされていきます。(I)






                                                                                            訪問着図案:紅葉図