- 2010.3.25
- 千總図案室「墨描き染名古屋帯」
千總では、さまざまな別誂えを承っておりますが、得意の友禅染以外に時折、
「墨描き染名古屋帯」のご注文を頂くことがあります。
無地染を施した塩瀬の生地に墨を用いて、表現豊かな筆さばきで季節の植物や動物などを
描いていくものです。
お客様よりご希望の柄をお聞きして、意向に沿ったものを仕上げていきます。
染名古屋帯は特に洒落感を大事にしたアイテムであり、こだわりをもった自分だけの世界に
一本の帯を探されていたりします。
墨描きは「墨に五彩あり」という言葉どおり、墨の濃淡が美しく、
また一幅の掛軸をみているようにさえ感じさせてくれます。
桃山時代の画家に長谷川等伯がいますが等伯の国宝「松林図」は水墨画の最高峰ともいえます。
来月から京都国立博物館にて「没後400年 長谷川等伯」が開催されるのが今から楽しみです。(I)
「没後400年 長谷川等伯」4/10(土)~5/9(日) http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html
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