- 2010.4.21
- 千總の意匠 -文様の歳時記- 「端午の節句」
春だというのに寒い日が続いていて、季節を感じにくい今日この頃です。
京都千總本社の受付横には、先週より5月5日の端午の節句に向けた飾りをしつらえております。
第15代西村總左衛門(千總社長)幼少期の飾りです。
古来より邪気を払うため、菖蒲や蓬を軒に挿し、粽(ちまき)や柏餅を食べます。
菖蒲と尚武の音通から近世では男子の節句とされ、甲冑、武者人形などを飾り、
幟旗や鯉幟を立てて、男子の成長を祝います。
着物にも端午の節句をモチーフにしたものがあります。
端午節句文様振袖 (京都国立博物館)
[兜や弓矢、幟、千成瓢箪などが表された子供用の振袖。
端午の節句に健やかな成長を願って用意されたものであろうと推測される。]
寒暖の差が激しい今年の4月。
こうした季節行事で初夏への移り変わりを感じ取ってみるのもいいかもしれませんね。(K)
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