2010.10.07
千總のきもの(26)  ~芸術性溢れる訪問着~

秋は「芸術の秋」「食欲の秋」など、色々な形で楽しむ印象のある季節

です。京都の紅葉はまだまだですが、今回ご紹介するきものは、「芸術

の秋」を連想させる訪問着です。

221100636.JPG

千總に所蔵されている「元禄舞図屏風」を参考に、肩口から裾にかけて

民衆が踊る様子をデザインしました。地色は上品な薄いグレーピンクです。

コピー ~ 221100636.JPG

本金糸で洛中洛外が織り込まれた贅沢な生地を使用し、細やかな友禅

染の後、民衆の衣裳を京刺繍で豪華に繍上げています。フォーマルきもの

というよりは、ややオシャレ目な訪問着です。

帯はやはり白地か濃い地の綴が合うのではないでしょうか。

<参考>

 神坂雪佳 元禄舞図 右隻100 .jpg

 「元禄舞図屏風」  神坂雪佳(20世紀初)     千總ギャラリー所蔵

 

 京都も沢山美術館があり、面白そうな展示をしています。弊社「千總ギャラリー」

でも、「千總と京の日本画集」を絶賛公開中です。

是非、この時季に内覧されてはいかがでしょうか。

 

きものの画像データが粗くて申し訳ありません。(M)