- 2010.10.07
- 千總のきもの(26) ~芸術性溢れる訪問着~
秋は「芸術の秋」「食欲の秋」など、色々な形で楽しむ印象のある季節
です。京都の紅葉はまだまだですが、今回ご紹介するきものは、「芸術
の秋」を連想させる訪問着です。
千總に所蔵されている「元禄舞図屏風」を参考に、肩口から裾にかけて
民衆が踊る様子をデザインしました。地色は上品な薄いグレーピンクです。
本金糸で洛中洛外が織り込まれた贅沢な生地を使用し、細やかな友禅
染の後、民衆の衣裳を京刺繍で豪華に繍上げています。フォーマルきもの
というよりは、ややオシャレ目な訪問着です。
帯はやはり白地か濃い地の綴が合うのではないでしょうか。
<参考>

「元禄舞図屏風」 神坂雪佳(20世紀初) 千總ギャラリー所蔵
京都も沢山美術館があり、面白そうな展示をしています。弊社「千總ギャラリー」
でも、「千總と京の日本画集」を絶賛公開中です。
是非、この時季に内覧されてはいかがでしょうか。
きものの画像データが粗くて申し訳ありません。(M)






