- 2010.2.02
- 千總のきもの(4) ~単衣きもの~
千總のきもの4回目は、単衣のきものをご紹介します。
単衣きものは5月下旬頃から6月末日、9月にお召になるきものです。

全体を雲取にし、雲からのぞく宇治川風景をデザインしました。上前には宇治川に架かる宇治橋、水車、後身頃には簗(やな)を配し、繊細な手描友禅で染上げました。淡い地色が多い単衣きものですが、濃い紫地も清涼感を感じさせます。
簗には鮎が2匹獲れ(後身頃右裾)・・・・・・・・・・
その傍らでカワセミが様子をうかがっています。
単衣きものや夏きものは、清涼感を求めたデザイン・配色を心掛けて製作しています。
また、今回のきもののように、様々なイメージやストーリー性を持たすことで、奥行きやあじわいのあ
る仕上がりになります。色を沢山使えばよい・・・・ということではなく、そのデザインのイメージに合っ
た色を使うことが大事かと思います。 (M)






