- 2010.7.27
- 千總の仕事(8) 挿し友禅
千總の着物がお客様の信頼を得ている理由の一つには丁寧な着物づくりが考えられます。「地染め」が終わり、生地を約100℃の温度で「蒸し」をすることで色が定着し、「水元」とよばれる工程で不純物と伏せ糊を洗い流した後、ようやく友禅染の見せ場でもある「挿し友禅」の工程となります。筆や刷毛を用いて、糸目糊からはみ出す事なく配色のバランスを考えながら色を挿していく工程です。着物の出来映えはこの「挿し友禅」にかかっているといっても過言ではありません。配色見本に従い、様々な色をつくり、それらを製作者の意図にあわせて一枚の着物の中に色を構成していくため、技術に合わせて非常にセンスが大事な工程になります。
いよいよ着物の全体像が見えてきました、次回は金箔をはる「印金」の工程をご紹介いたします。(I)blogに関するお問い合わせはinfo@chiso.co.jp までお願いいたします






