- 2010.8.03
- 千總の仕事(9)「印金」
挿し友禅が仕上がり、生地についた糊を洗い流すと
美しい糸目(白いライン)が表れてきます。
となりあう色がはっきりとして鮮明になり、華やかな感じがします。
一歩づつ完成に近づいて、残るは2工程となります。
まずは「印金」(いんきん)と呼ばれる金箔を使った加工です。
金箔を張りたい部分に糊を置き金箔を接着させます。
そして糊の付いていない余分な金箔を掃き落とす。
ひらひらと金箔が舞いとてもきれいです。
人の息ですら、金箔は舞うので慎重な作業が要求されます。
また金箔にも数種類があり、微妙に色が異なりアクセントがつけられます。
女性と同じように、いわば着物へのお化粧のような感じです。
金箔が加わるとさらに雅びやかさや豪華さが増し、
美しさが一層引き立ちます。
次回は最終「刺繍」の工程です。
お楽しみに。(I)






