2010.2.03
千總の仕事(2) 「悉 皆」

千總の着物づくりの上でとても重要な役割が「悉皆」(しっかい)という仕事です。

千總は染匠と呼ばれる人を通じて、友禅や刺繍の職人の方々に指示する形になっています。
この染匠の方々に、「悉皆」という仕事をしていただいています。 

  染匠 木村道雄さん みちお1.jpg

 

「悉皆」とは製作意図を職人の方に伝えたり、染色の製作上の調整、段取りをおこなう仕事です。

千總の着物は、10数名を超える職人の手を渡りの創られるため、製作意図を正確に

職人達に伝え、その間を確実にバトンリレーし、完成に導く重要な役割です。


染匠の木村道雄さんは悉皆歴40年の超ベテランです。
今日も下絵の職人さんからの仕上がりを製作部長の高田さんにチェックにしていただいてます。
春に発表の新作のため入念なチェックがおこなわれました。

   高田.jpg         みちおアオバナ3.jpg

   みちお4.jpg    みちおアオバナ.jpg

                    青花・下絵のチェック

木村道雄さんに「悉皆」で難しい点は?」と聞くと「相手の気持ちを読む事」。

これは製作者がどういう考えを持ち、どういう意図で染め上がるかを理解し、

また職人の方々にそれをうまく伝えるかという事を意味しています。
 

             ミチオサンタ.jpg

          再び京都の町へ友禅のバトンリレーのために、、、。

多くの人達に支えられ千總の着物はつくられていきます。(I)


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