- 2010.5.27
- 千總の仕事(7) 地染め
千總の着物は地色の美しさが特徴的です。
お客様が着物を選ぶ一番の決め手は地色とも言われています。
地色は着物の印象を左右する大事な要素です。
その地色を染める工程が「地染め」です。
糊置きされた生地を長く張り、生地に染料が良くなじむように
大豆の汁(もしくはふのり)を生地に引き、乾燥後に染料を刷毛で
一気に引き染めをおこないます。
ムラなく染めることや濃い地色を染めることは熟練の技術が不可欠です。
指定された色にあわせる染料の調合など経験も必要となります。
地染めを終えたら染料を定着させるための「蒸し」を行い、
鮮やかな色を発色させます。
次回は「友禅染」の花形である挿し友禅をご紹介いたします。(I)






