千總ギャラリー|ギャラリー2
伊庭靖子個展「外に内に染む」
- 展示終了
- 2022年7月7日(木)〜9月5日(月)
展示概要
この度、千總ギャラリーは伊庭靖子個展「外に内に染む」を開催いたします。
伊庭はモチーフの光や空気を描くことで、そこにある質感を表しています。
初期のモチーフに近接した画面から、次第にモチーフとその周辺の空間、そして近年は風景へ対象が広がっています。
本展は伊庭の作品制作における対象の広がりと、
千總ギャラリーの2022年のコンセプトである「外と内」が共鳴し実現しました。
新作を中心に2点の風景画をはじめ、屋内のモチーフを描いた作品などを展示します。
伊庭の絵画世界をぜひご堪能ください。
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【アーティストの推薦人として作家・原田マハ氏 展覧会のための解説文を寄稿】
伊庭と千總ギャラリーをつないだのは作家・原田マハ氏でした。
展覧会に向けて、原田氏に千總ギャラリーのコンセプトのもと
アーティストの推薦を依頼したことにより「外に内に染む」展の開催に至りました。
また、原田氏に本展の解説を執筆いただきました。解説は会場および展覧会フライヤーにてご覧いただけます。
〈解説文 一部抜粋〉
伊庭が画布に写した屋外の風景は、画題になるような特別な風景ではない。
それでも、誰もがどこかで見たことのある不思議な懐かしさと、色濃い緑の匂い、木々の間を吹き渡る風の感触、
梢がざわめく音までが聞こえてくるかのようだ。
一方で、屋内へ目を転じると、ふと手を伸ばしたくなるような質感を持ったオブジェがひっそりと息を潜めている。
Untitled 2022-03
Untitled 2021-16
アーティストプロフィール
伊庭靖子
1967年京都市生まれ。嵯峨美術短期大学版画科専攻科修了。
主な個展に「まばゆさの在処」(神奈川県立近代美術館/2009年)、「まなざしのあわい」(東京都美術館/2019年)など。
神奈川県立近代美術館、資生堂アートハウス、東京都現代美術館をはじめ、The Cleveland Museum of Art(米国)など国外も含め多くのパブリックコレクションに所蔵されている。
【解説文】原田マハ
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。
伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、17年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞。
基本情報
【展覧会概要】
展覧会名:伊庭靖子個展「外に内に染む」
2022年7月7日(木)〜9月5日(月)
※7月7日(木)は作家本人が在廊いたします。[11:00〜16:00(予定)]終了しました
【夜間公開:7月15日(金)・16日(土)のみ 20時まで開館】終了しました
入場無料/Admission free
休館日:火・水曜日 Closed Tuesday - Wednesday
※開館時間は千總本店の営業時間に準じます。
【会場】
千總ギャラリー〈ギャラリー2〉
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
80 Mikuracho Sanjyo Karasuma Nakagyo-ku Kyoto
【アクセス】
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分 / 阪急「烏丸」駅から徒歩約7分
「千總本店」内の階段より2階へお上りください
【車椅子でご来館の方へ】
エレベーターでのご案内が可能です。
ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
【お問い合わせ】TEL:075-253-1555(千總本店)
チラシのダウンロードはこちら
千總ギャラリーについて
千總の所蔵品を展示するギャラリー1、現代の作家の作品を扱うギャラリー2にて、
同一のコンセプトのもとに展覧会を開催します。
パトロンとしてアートを支え、また生み出した歴史を背景に、
現代に工芸とアート、伝統と創造、過去・現在・未来が交差する場として、美との出会いをご提供します。
施設概要
- 所在地:京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
- 開館時間:10:00〜17:00
- 休館日:火・水曜日(年末年始を除く)
- ※千總本店の営業日・営業時間に準じます。
- ※展示替え・臨時休業等により開館時間が変更となる場合がございます。
- 【車椅子やベビーカーでご来館の方へ】
- エレベーターでのご案内が可能です。
- ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
アクセス
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80番地
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩3 分
阪急「烏丸」駅から徒歩7 分