お知らせ

COLUMN

2026年04月06日

千總ギャラリー2026テーマ「ほどいて、束ねる」

千總は創業470周年を迎えた2025年、世界と美や価値との接点を、広い幅と様々な深度で探る機会を得た。既に存在するものの中に新たな“点”を探すことは、わたしたちに新鮮さと喜びをもたらした。
2026年は、価値との向き合い方を考えることで、新たな創造に向けて触発されることを期待する。その方法として、因数分解を試みる。

古くから続く文化といった、すでに存在している価値に向き合って、構成している要素ひとつひとつを、ほどいて、触れたり感じたりしてみる。それらがいかに組み合わされて、価値として構築されているのかに思い巡らせる。そうして価値を捉え直すことができたなら、それらを束ね直して、別のどんな形へも構築し直せるのではないか。どこへでも届きそうな軽やかさで、世界に存在させることができるように思う。

そうやってわたしたちは創造を重ねてきたのだろう。
今日も、心を動かされる価値を丁寧にほどいてみよう。

千總ギャラリーについて

千總の所蔵品を展示するギャラリー1、現代の作家の作品を扱うギャラリー2にて、
同一のコンセプトのもとに展覧会を開催します。
パトロンとしてアートを支え、また生み出した歴史を背景に、
現代に工芸とアート、伝統と創造、過去・現在・未来が交差する場として、美との出会いをご提供します。