職人

千總のものづくりは、様々な要素に支えられています。
たくさんの職人による手仕事や、絹や染料をはじめとした素材、歴史に育まれてきた
文化や美意識など——それらは全て人や自然の営みの中で磨かれてきたものです。

それらをただ継承するのでなく、「伝統とは、守ることではなく創ること」という代々の教えのもとに、
未来に向けて高め、より良い形で伝えることで千總の“美”を実現してゆきます。

専属の図案家と約2万点の所蔵

千總には友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍しています。
その歴史は明治時代にさかのぼり、
千總のものづくりの独自性を象徴する存在です。

図案家が代々受け継いできたデザイン力、
歴史の中で蓄積してきた約2万点におよぶ所蔵品や、
その考察力が、創造に正統性をもたらします。

高い技術を持つ職人との連携

千總のものづくりは、
多くの職人の手仕事によって支えられています。
高い技術を持つ職人たちがそれぞれの工程を専門に担い、
互いに高め合いながら完成させるのです。

千總と職人、ともに一途に美を追い求める志と、
構築してきた信頼関係によって千總ならではの
美を表現することができるのです。

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