千總ギャラリー|ギャラリー2
桝本佳子・春夏秋冬
- 展示終了
- 2022年4月21日(木)〜6月20日(月)
展示概要
信楽を拠点に活動する桝本は、伝統的な陶芸技法で成型された絵皿や壺という構造物に、
植物や建物、道具といった異なる世界の存在をユーモラスに融合させることで知られます。
彼女は自身の作品を「用途を持たない、飾られる為だけに作られた器」と言います。
器と装飾のどちらが主でどちらが従なのか分からない、境界を持たないユニークな作品は、
器なのか、彫刻なのか、アートなのか、と、私たちの知を軽やかに揺さぶります。
作品を通じて実用と鑑賞の意味を考える点において、千總の着物と共通するように感じられます。
着物は衣服として実用するとともに、絵模様の美しさを鑑賞して楽しむ両面性を備えるからです。
本展では、春夏秋冬の草花をモチーフとした作品を中心に展示します。
千總のブランドコンセプトの⼀つである「自然への敬意」をテーマとしています。
実に10点ほどが千總ギャラリーのための新作です。
桝本が千總と出会い、新たに生み出された美しさをご覧いただきます。
Photo: Takeru Koroda
Photo: Takeru Koroda
Photo: Takeru Koroda
Photo: Takeru Koroda
橘/壷
貝/皿
アーティストプロフィール
桝本佳子
1982年兵庫県生まれ。
2005年京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻卒業、2007年同大学大学院修士課程陶磁器専攻修了。
現在、滋賀県信楽にて制作を行う。
「器であって、器でないもの」 日常で見慣れた存在である器をベースに、
大胆に変形・拡大・歪曲をして、見たことの無い作品を作り出している。
基本情報
【展覧会概要】
展覧会名:「桝本佳子・春夏秋冬」
2022年4月21日(木)〜6月20日(月)
入場無料/Admission free
休館日:火・水曜日 Closed Tuesday - Wednesday
※開館時間は千總本店の営業時間に準じます。
【会場】
千總ギャラリー〈ギャラリー2〉
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
80 Mikuracho Sanjyo Karasuma Nakagyo-ku Kyoto
【アクセス】
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分 / 阪急「烏丸」駅から徒歩約7分
「千總本店」内の階段より2階へお上りください
【車椅子でご来館の方へ】
エレベーターでのご案内が可能です。
ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
【お問い合わせ】TEL:075-253-1555(千總本店)
チラシのダウンロードはこちら
千總ギャラリーについて
千總の所蔵品を展示するギャラリー1、現代の作家の作品を扱うギャラリー2にて、
同一のコンセプトのもとに展覧会を開催します。
パトロンとしてアートを支え、また生み出した歴史を背景に、
現代に工芸とアート、伝統と創造、過去・現在・未来が交差する場として、美との出会いをご提供します。
施設概要
- 所在地:京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
- 開館時間:10:00〜17:00
- 休館日:水曜日(年末年始を除く)
- ※千總本店の営業日・営業時間に準じます。
- ※展示替え・臨時休業等により開館時間が変更となる場合がございます。
- 【車椅子やベビーカーでご来館の方へ】
- エレベーターでのご案内が可能です。
- ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
アクセス
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80番地
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩3 分
阪急「烏丸」駅から徒歩7 分