
千總ギャラリー|ギャラリー2
中西洋人 個展「知覚させるかたち」
- 展示終了
- 2023年7月13日(木)〜9月18日(月)
展示概要
この度、千總ギャラリーは中西洋人の個展を開催いたします。
中西の作品は素材となる朽木に潜む美を見出し、不要なものを削ぎ落とすことで作られます。
虫に食われたり朽ちたことで一部が欠けている作品の、木と木の間—物質を伴わないその部分も、形を構成する一つの要素として美しさを見せます。素材に向ける中西のまなざしや作品それ自体に宿る、目の前にあるものを超えて何かを見ようとする意識が、わたしたちに美を知覚させるのでしょうか。
目に見えるものと、見えないもの。二つがどのように作用し作品の在り方を形成しているのかに思い巡らせます。
・ ・ ・
【アーティストの推薦人として作家・原田マハ氏 展覧会へ「結界:永遠の魂」を寄稿】
昨年開催した伊庭靖子個展「外に内に染む」に続き、本年も作家・原田マハ氏による本展へのアーティストの推薦および寄稿が実現しました。
千總ギャラリーのコンセプトを受けて原田氏が推薦した中西の作品とともに、本展に寄せられた「結界:永遠の魂」も併せてお楽しみください。

Vase / 2023 / ウメ

Rope / 2021 / 薔薇

Vase / 2022 / クリ

原田マハ「結界:永遠の魂」


アーティストプロフィール

中西洋人

木彫家。作品制作で使用する木材は通常販売している製材されたものではなく虫食いや朽ちた材を使うため、都市生活での限界を感じ、2011年秋、滋賀県の電話交換所だった場所に自宅と工房を設立。災害による倒木や間伐材などその時に出会った原木を使用して作品を制作している。
作品はコンセプトやイメージに合わせて素材を見つけるのではなく、その時自分にしか出会えない素材との対話からはじまると考えている。
基本情報
中西洋人 個展「知覚させるかたち」
2023年7月13日(木)〜2023年9月18日(月)
入場無料/Admission free
休館日:火・水曜日 Closed Tuesday - Wednesday
開館:10時〜17時
※会期中の開館時間は千總本店の営業時間に準じます。
※臨時休業等により開館時間が変更となる場合がございます。
【会場】
千總ギャラリー〈ギャラリー2〉
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
80 Mikuracho Sanjyo Karasuma Nakagyo-ku Kyoto
【アクセス】
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分 / 阪急「烏丸」駅から徒歩約7分
「千總本店」内の階段より2階へお上りください
【車椅子でご来館の方へ】
エレベーターでのご案内が可能です。
ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
【お問い合わせ】
TEL:075-253-1555(千總本店)
チラシのダウンロードはこちら
千總ギャラリーについて
千總の所蔵品を展示するギャラリー1、現代の作家の作品を扱うギャラリー2にて、
同一のコンセプトのもとに展覧会を開催します。
パトロンとしてアートを支え、また生み出した歴史を背景に、
現代に工芸とアート、伝統と創造、過去・現在・未来が交差する場として、美との出会いをご提供します。
施設概要
- 所在地:京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階
- 開館時間:10:00〜17:00
- 休館日:水曜日
- ※千總本店の営業日・営業時間に準じます。
- ※展示替え・臨時休業等により開館時間が変更となる場合がございます。
- 【車椅子やベビーカーでご来館の方へ】
- エレベーターでのご案内が可能です。
- ご利用の方は、店内係員までお申し付けくださいませ。
アクセス
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80番地
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩3 分
阪急「烏丸」駅から徒歩7 分