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COLUMN

2022年05月28日

「初着 - うぶぎ - 」で祝う七五三

生まれた土地の守護神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんが無事誕生したことを報告し、これからの健やかな成長をお祈りする儀式であるお宮参りでお召しになった初着は、三歳祝着としてもお使いいただけます。

三歳のお祝いには、お宮参りの時と同じ初着を着て、「ここまで大きくなりました」という報告と、これまでの成長を見守って下さったお礼を込めて、産土神にお参りをするという意味合いもあります。
初着をお持ちの方は、初着で三歳のお祝いをしてみませんか?

初着に合わせる「被布(ひふ)」

「被布」は祝着の上に着るベストのようなもの。帯や袴を付けるのが難しい小さなお子様に合わせて、軽くて暖かな仕様になっています。
五歳や七歳ではお召しになれないため、三歳のお子様ならではの晴れ着です。

それまで剃っていた髪を伸ばし始める「髪置きの儀」と呼ばれる儀式が由来の三歳のお祝いは、本来は男女の区別なく行われてきました。
千總では初着をお持ちの男の子にも三歳のお祝いをしていただけるよう、男の子の被布もご用意をしています。

友禅の美しい色合いと、古典の持つ柄の祈りをお楽しみいただける千總の「被布」を初着に合わせて、三歳のお祝いをされてみませんか?

明るい黄色の初着に、清楚な白地の被布を合わせた可愛らしさと、元気さを感じられる組み合わせです。
初着の檜扇や貝桶の柄と調和するよう、被布も桃山期の衣裳にみられる古典の文様で揃えました。

長く受け継がれた柄には変わらない幸せへの願いが込められています。

【女の子 三歳 被布】 桃山
【女の子 初着】 王朝雅遊

男の子の初着に合わせて作られた被布は、黒や青、茶色などの初着が地美しく引き立つを地色を選びました。衿の形と被布の房飾りも、すっきりしたデザインにこだわり、凛々しさを感じられるにしています。

初着の熨斗と被布の宝尽くしには、これからのお子様の幸せへの祈りが込められています。

【男の子 三歳 被布】 宝楽
【男の子 初着】 翔姿隆昌

初着を三歳祝着でお召しになるには「お仕立て替え」が必要です。

「初着お仕立て替え」 25,300円(税込)から
・きもの揚げ
・きものの紐位置の変更
・襦袢揚げ
・襦袢の紐位置の変更

※「お仕立て替え」には約2ヶ月の期間がかかります。
※三歳のお参りの後に、初着にお戻しすることも可能です。
※「袖丸み付け」をご希望の場合は、別途料金がかかります。

晴れの日にご家族でご一緒にきものをお楽しみいただける「七五三 付き添い セット」も販売しております。

こちらよりご覧ください。

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