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COLUMN

2023年01月09日

【振袖】慶びの日を美しく彩る

ご成人おめでとうございます。

ひとりひとりが前を向いて、まっすぐに生きていくために。
美しさは、力になる。

私たちCHISOは、美しい着物で、美しく生きるあなたを応援します。

心を尽くして作られる「千總の振袖」

①「柄」 - 人生の節目を祝う「儀礼」にふさわしい装い

かつてお客様のTPOに合わせて衣服や調度品を調達する御装束師であったという歴史から、わたしたちは場にふさわしく装うことの大切さを心に留め、きものを作り続けてきました。

古典柄といわれる日本の伝統的な文様には、長寿や良縁、豊かさや子孫繁栄などの願いが込められ、これからの人生への祝福の思いが重ねられています。そのルーツや意味合い、そして美しく描く方法を先人たちから学び、正統に受け継ぐことで、お召しになる方へ託される願いに寄り添うことができると信じています。

②「デザイン」 - 美しい着姿を生み出すための「図案」

図案とはきもののデザイン画のことです。美しい着姿のためには、この図案において柄の主従を描き分け、余白や奥行きなどを構成するための画力が重要になります。
洋服と違ってフォルムが変わらないきもののデザインには、柄そのものを美しく描く絵画的な感覚と、ひとつひとつの柄の配置を考え美しい着姿を生み出す空間演出の両方の感覚が求められます。

明治時代に日本画家との交流の中で友禅のデザインを生み出してきた千總の歴史から培われた美の感覚は、現代の千總の図案家たちにも受け継がれています。

③「色」 - 千總らしさを生み出す「配色」

千總では「京の芸術は朝の色」という先代当主の言葉を受け継いでいます。この言葉から感じられるのは、朝日に照らされてあらゆるものが色をもつ、そんな世界の美しさを捉えようとする心の動き。わたしたちは、それを着物に表現したいと願ってきました。

社内には、配色場といわれる北向きの窓に面したスペースがあります。直射日光の差さないやわらかな光に包まれた配色場で、たくさんの色を見る前の新鮮な目がある午前中の時間が、きものの色を生み出すのに最も適した状況です。その配色場で毎日ように色見本帖と向き合い一枚の着物のための色彩を生み出しています。

千總の振袖は、わたしたちだけでなく、確かな技術を受け継ぐたくさんの人たちの手を尽くして作られています。
一枚の振袖ができていく工程をご覧ください。

あわせてご覧ください:
【振袖】慶びを伝え、受け継ぐきもの

千總本店 振袖フェア

「千總友禅の実演」
2023年1月19日(木)・20日(金)
「ヘアアレンジサービス」
2023年1月26日(木)・27日(金)

千總本店
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜、水曜(年末年始を除く)
TEL:075-253-1555
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