COLUMN
2021年02月25日
染め帯のコーディネート
春のお出かけを楽しく演出してくれるおすすめのアイテム、染め帯。織の帯にはない軽やかさや柔らかさやが春にはぴったりです。
色無地や小紋、紬に合わせて気軽に楽しめ、季節やシーンに合う色や柄を、洋服をコーディネートする感覚で選べます。
お花見や気の置けない友人同士の会食、趣味の集まりなど、ちょっとしたお出かけを、自分らしくオシャレに装いませんか?
千總本店、千總オンラインショップだけの限定品である千總の染め帯は、きもの同様に手描き友禅の技法で作られる1点ものです。地色の美しさや、友禅の多彩な色合いは、コーディネートのポイントになります。
生地に使用している塩瀬は手に馴染み締めやすく、袷の時期だけでなく、9月の単衣の時期にもお使いいただけます。色鮮やかな袷の染め帯は勿論、涼やかで透明感のある絽の染め帯もご用意しております。
染め帯:狂言文
やわらかいクリーム、白、オレンジの3色の暈しを使った地色に、吉祥文様の巾着、橘、ふくら雀を刺繍で描きました。小ぶりな柄付けの染め帯は、総柄の小紋にも、柄のない色無地にも良く合います。
コーディネート1:
白の垣御所解の小紋とのコーディネートは、古典的でありながら可愛らしさを感じるコーディネート。春のカフェデートや会食にぴったりです。小紋の彩色に使われているブルーや朱を小物の色合わせに使いまとまり感を出しています。
コーディネート2:
ベージュの色無地と合わせた同色コーデ。小物はグリーン系でまとめ、スッキリした印象に。花が主役のお花見や美術鑑賞におすすめです。
染め帯:湊取松竹梅
綺麗な黄緑の地色が目を引く染め帯です。伝統的な松竹梅を構図の面白さで表現しています。染め帯をポイントにコーディネートが楽しめます。
コーディネート1:
流れるような料紙文様が美しい桜色の総柄の小紋と若葉色の染め帯の春らしい組み合わせ。夜桜デートやちょっと背伸びした会食にもおすすめです。帯締めと帯揚げを寒色でまとめ、大人の春色コーデをイメージしました。
コーディネート2:
しっとりしたお花見や歌舞伎鑑賞など、大人が楽しむ春のお出かけをイメージしてコーディネートしました。クリームと朱の暈しの帯揚げで全体をまとめ、朱の帯締めで引き締めています。
春はきもので。
2021年2月11日(木)〜3月15日(月)
千總本店では、上記の日程で、春のお出かけにおすすめの、小紋や染め帯のご案内をしております。お手持ちのおきものや帯に合わせたコーディネートのご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。