COLUMN
2022年07月26日
美しい四季を「友禅色紙」で愉しむ - 夏から秋へ
暦の上では夏の最後とされる大暑(たいしょ)。
一年で一番暑さが厳しく感じられる頃で、体力を保つために鰻を食べる「土用の丑」や、各地でのお祭り、花火大会など、夏の風物詩が目白押しの時期です。
まだまだ夏の盛りではありますが、8月7日からは立秋(りっしゅう)、秋の始まりです。
移り変わる季節が奏でる豊かな自然の表情は、忙しい日々の暮らしに小さな彩りと安らぎを添えてくれます。
自然の美しい色合いを瑞々しく映し取った友禅色紙で、巡ってくる次の季節を迎える準備を始めませんか?
夏の鮮やかな色彩を愉しむ「大暑」
まっすぐに太陽に向かって咲く向日葵と、ガラスの鉢の中を優雅に泳ぐ姿が涼感を感じさせてくれる金魚を組み合わせた夏らしい色紙。
夏の植物の鮮やかな色彩は、強い日差しの中で生き抜くための知恵でもあります。モチーフだけでなく、色彩からも夏の季節をお愉しみいただけます。
お盆を迎え秋の訪れを感じる「立秋」
季節の挨拶が残暑お見舞いに変わる「立秋」。暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑い日が続きますが、お盆明けには秋の気配が少しづつ感じられるようになってきます。
お盆の精霊を送る伝統行事である五山の送り火は、京都では夏の終わりを告げる大切な風物詩です。
無病息災や長寿を願う「重陽の節句」
9月9日は「重陽の節句」。別名「菊の節句」ともいわれ、薬草として用いられ、邪気を払い長寿の効能があると信じられてきた菊を愉しむ行事です。
旧暦では10月にあたるこの時期は菊の花が美しく咲く季節。大輪の菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んで、無病息災や長寿を祈願します。
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千總本店
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