SHOP
2021年12月25日
新しい年のスタートを愉しむ
日本では江戸時代より、お正月三が日の吉日に、新調したきものに袖を通し、新しい年への縁起を担ぐ「着衣始(きそはじめ)」という習わしがあります。
「着衣始」は着物だけでなく、帯や小物、足袋なども新調したといわれています。
なにか一つ新しいものを身につけることで、新しい年をすっきりと改まった気持で始めてみてはいかがでしょうか?
帯揚げ
帯の上にちらりとのぞく帯揚げは、着物と帯をつなぐ重要なアイテム。
新しい色を加えることで、また新鮮な気持ちでお持ちのお着物をお楽しみいただけます。
千總のオリジナルの帯揚げは、金糸の縫い取りが華やかな「瑞雲金縫取」と、地紋の流れが美しい「装飾料紙文」の2種類。
上品でやわらなか配色にこだわり、帯から見える場所に、綺麗な色が出るように計算して作っています。
帯締め「御岳組」
着物を着た時にちょうど中心に来る帯締めは、コーディネートのポイントになってくれるアイテム。
ご自分のラインナップにはない色を加えることで、装いのバリエーションがぐっと広がります。
千總のオリジナルの帯締めは、角八つ組と洋角組の2種類の組み方を、横に二本連結して組んだ御岳組という組み方で作られています。
厚みがあり弾力性とやわらかさのある冠(ゆるぎ)の帯締めの中でも、約1mm程幅が広いため、締めやすさはもちろん、よりフォーマルな印象が演出できます。
友禅 風呂敷・袱紗
新年のご挨拶、初釜や初稽古など、改まった機会の多い新年には、ご挨拶のお品や金封などを包む風呂敷や袱紗も、ちょっと良いものを用意しておくと安心です。
千總の型友禅の技法で作られる風呂敷と袱紗は、重みのある縮緬の生地に、きものと同じ工程で一枚一枚手作業で染め上げる、繊細で多彩な表現が魅力です。