COLUMN
2022年04月11日
美しい四季を「友禅色紙」で愉しむ - 春から夏へ
二十四節気では晴明(せいめい)の頃。
春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語で、花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。
移り変わる季節が奏でる豊かな自然の表情は、忙しい日々の暮らしに小さな彩りと安らぎを添えてくれます。
美しく咲き誇る花々から、清々しい初夏へと続く色鮮やかな季節。
自然の美しい色合いを瑞々しく映し取った友禅色紙で、巡ってくる次の季節を迎える準備を始めませんか?
美しく咲く花々を楽しむ「晴明」
「春分」の時期の桜、「晴明」の頃の牡丹や藤、「立夏」の頃のカーネーションと、春の移り変わりとともに、花々を楽しめる色紙です。
旬の時期の花々だけが持つ生き生きとした生命力が、日々の生活に明るさと華やぎを添えてくれます。
夏の始まりの季節「立夏」
「立夏」が始まる5月5日の端午の節句は、悪鬼を払うという菖蒲を屋根や軒下に飾り、菖蒲酒を飲んで無病息災を祈る、菖蒲の節句とも呼ばれます。
菖蒲の音が、尚武(しょうぶ)、勝負に通じることから、男の子の誕生と成長を祝う日になっていきました。
一年で一番日が長くなる「夏至」
一年で一番日が長くなり、夜が短い「夏至」。気温が上がり、暑さは日に日に増していきます。
真夏の日差しの中では、青々とした緑やひんやりとするような白の色彩が、目から涼やかさを届けてくれます。
夏の季節を代表する、百合と瓢箪がセットになった爽やかな色紙です。
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千總本店
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